私の診断士合格体験記:立志編

診断士への道

最初のブログテーマを何にしようか?と考えた時に、まず中小企業診断士試験の私の体験記を書くことにしました。1回では書ききれそうにないので、シリーズものとして追加していこうと思います。(どこまで続くか分かりませんが・・・)今回は、この資格に挑戦しようと思い立った時に考えた私の戦略について語りたいと思います。

そもそも、なぜ会社員だった私が中小企業診断士試験を受けようと思ったかも紆余曲折があったので、今後お話しできればと思っています。

中小企業診断試験とは?

中小企業診断士とは、中小企業支援法第12条1項を根拠に、経済産業省が中小企業の経営の診断・助言について一定の能力を有すると認めて登録する国家資格です。その試験内容は、一次試験が試験が7科目の択一式、一次に合格した人が受けられる二次試験は4科目の記述式、最後に面接形式の口述試験があります。合格率は、一次が約25%(バラつきあり)、二次が約20%、口述で落ちる人はほとんどいません。巷の難易度ランクでは難関資格に分類されていることが多いですね。

合格戦略①:どうやって勉強するか

当時の私は・残業が毎日ある,・妻はフルタイムで働いている,・子どもが小さい,・土日は子どもの習い事の送迎、という状況でした。従って資格学校に通うことは無理、かと言って独学で合格する自信はありませんでした。そこで通信講座という第三の選択肢を選びました。結果的にはこれが私のスタイルにバッチリハマりました。

通信講座は、講義動画をスマホにダウンロードして勉強できるのが最大の魅力です。まとまった時間が取れれば机に向かってテキストや過去問を解きましたが、それ以外は通勤や子どもの習い事待ちなど、あらゆる隙間時間を活用して、繰り返し動画を見ていました。それにしても通信講座って本当によくできているなあと思います。例えば経済学の効用に関する無差別曲線のグラフは、曲線の動きがアニメーションで説明されるため、リアルで受ける黒板授業よりもずっと分かり易いと思います。また、何度も繰り返し見られる、再生速度を上げられる、歩きながら聞くだけで頭に入る、などなど忙しい中でもしっかり勉強できました。

正直、勉強なら何でも動画学習が最も効率良く理解できる手段なのでは?と思ったほどです。忙しい中時間を作り、大枚をはたいて学校に通うなら、いつでもどこでも勉強できる動画学習こそ最強のツールだと私は思います。今後子どもの受験などに直面する際、有名塾に通わすより、通信講座を探して受けさせたいと思います。

教育ビジネスの経営から考えても、分かり易い講義動画さえ撮れば、教室は要らない、時間も自由、人数制限もありません。より大きな価値を生み出せる業態なのではないかと思います。

合格戦略②:何年後の合格を目指すか

次は合格までの時間的な戦略です。中企業診断士試験は、一般的に合格するための勉強時間は約1000時間と言われています(これが後ほど自分を苦しめました…)。挑戦を決めたのが年始、一次試験は8月、1日の勉強はできて3時間、残業で遅くなれば0時間、土日は家族優先と考えると、2年計画が現実的と判断しました。

1年目は一次の内、二次との関連が薄い4科目を科目合格(翌年と翌々年免除)し、2年目に残った主要3科目を取って、そのまま二次試験もクリアするという青写真を描きました。結論から言うとこの作戦は概ね成功でしたが、そんなにうまく事は運ばず。1年目の一次は2科目しかクリアできず、その影響もあり2年目の一次は自己採点で2点足らず不合格でした(夜中リビングで崩れ落ちました・・・)。

誤算は1000時間の意味を読み違えたことだと思います。毎日の勉強時間をつけていた手帳を見返しますと、2年目の一次試験前で1000時間を超えていました。これでイケる!と思っていましたが、1000時間は1年で合格する場合の時間なんだと思います。考えれば分かりますが、1年毎日3時間勉強する1000時間と、1.5年での1000時間では当然“濃さ”が違います。要は勉強が足りませんでした。結局3年目で合格し、総勉強時間は2000時間近くでした。勉強を始めたと同時に買い、ヘビーに使い続けたBluetoothイヤホンが合格後すぐに壊れました。戦友よ、ありがとう!

合格戦略③:二次の勉強を早めに始めよ

中小企業診断士試験の最大の関門は何と言っても二次試験です。8月の一次試験後、10月末頃にある二次試験に向けて勉強を始めたのではとても間に合いません。ですので私は1年目の一次試験が終わった後、年内は一次の主要3科目に充て、2年目の年明けから二次の勉強を始めました。2年目は一次をクリアできなかったものの、早めに二次対策をしたのは良かったです。3年目も5月頃まで二次の勉強をしていました。

それと一次はまだしも、二次は模擬試験を受けた方が良いと思います。試験の出来云々より、本番と同じ1日で80分×4科目の記述をやる感覚を養っておくのはとても大事だと感じました。

まとめ

立志編といいながら、ダラダラと長くなってしまいました。私の戦略をまとめますと、通信講座を使って、複数年計画で、二次対策を早めに開始して、合格することができました。

診断士試験を受けることは会社に内緒でしたし、通信講座のため仲間もいない孤独な受験生でしたが、正直言って勉強は楽しくできていました。どの科目も仕事とつながっていて、勉強することが仕事にもいい影響を与えていたと思います。

もっと詳細な勉強法などはまた気が向いたら書こうと思います。ここまで読んで頂きありがとうございます。何かの参考になれば幸いです。